2009年7月10日金曜日

サプリメントに利用されるコンドロイチンとは

数あるサプリメントの中でも、どんなものがコンドロイチンと呼ばれている成分なのでしょうか。

加熱すると凝固する性質を持つ食物繊維の仲間であるコンドロイチンは、ムコ多糖体の一種といわれています。

コラーゲンとともに結合組織を構成して、健康な体の基盤づくりをします。

皮膚細胞に水分を保たせて張りと弾力を持たせる特徴のあるコンドロイチンは、サプリメントとして美容目的にも使用されているのです。

関節、靭帯、腱の弾力性・円滑性を保持する作用が、コンドロイチンにはあります。

それだけではなく、栄養分の消化吸収、運搬、新陳代謝を促進するために、組織に保水性、潤滑性、弾力性を与えてくれます。

サプリメントなどに利用されるコンドロイチンは、新しい軟骨の元となるプロテオグリカンの構成成分であり、水分を保持するのに重要な役割を果たしています。

軟骨が貧弱な水分の少ないものになってしまうのは、コンドロイチンが足りないからです。

コンドロイチンは、軟骨を分解する酵素の働きを抑え、軟骨が必要以上に破壊されるのを防いでくれるのです。

さらにコンドロイチンは、新しい軟骨の元となるプロテオグリカンやコラーゲンなどを、グルコサミンと協調して生成してくれるといいます。

だから、サプリメントではコンドロイチンとグルコサミンがともに含まれているものが多く販売されています。

納豆、山芋、オクラ、フカヒレ、スッポンなどネバネバしたものに、私たちが普段口にしている食材の中ではコンドロイチンが少しは含まれていますが、サプリメントでコンドロイチンを補う人が最近は増えてきているようです。


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